中学受験の塾代・学費を節約する方法3つ【公立中高一貫・特待生】

中受の情報収集
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※最終更新日:2021年8月27日。

今回は、百万単位でお金がかかる中学受験対策費用を節約する方法・テクニック3つをご紹介します。

中学受験をするには、私立であれば3年間で200~300万の塾代と、入学後6年間の学費が払えることが第一条件。

でも実は、中学受験費用を節約する方法があるんです。

それは、最初から国公立を選ぶ・塾の特待生を狙う・通信教育メインで勉強することです。

実際に、3年間の通塾期間を特待生で通い、塾代を大幅に押さえている優秀な中学受験生がいます。

どの方法も成績優秀であることが条件になりますが、お金がないことでわが子の可能性を狭めるのはもったいないと考える保護者の方は必見です!

私立中学によっては、奨学金制度や特待生制度を採用している学校もあります。ただし、当ブログの「コスト重視の中学受験」の趣旨からは外れるため、今回はご紹介していません。

中学受験の費用を節約する方法まとめ

中学受験費用を節約する方法は、おもに次の2つに分けられます。

①国立中学校・公立中高一貫校を目指す

世帯年収が少ない、下のきょうだいにも中学受験をさせたいなどの理由で、最初から中学受験費用・学費を抑えたいパターンです。

低学年のうちは通信教育で基礎学力を身に付け、小4以降はスタディサプリを併用しながら最低限の通塾を目指します。

②私立中高一貫校を目指す

一般的な中学受験を目指しますが、成績上位に入ることで授業料免除の権利を得ます。

子どもを私立中学に通わせる経済力がある方向けです。

以下で順番に見ていきましょう。

国立中学校・公立中高一貫校を目指す

うちの子、学校の成績はいいんだけど、私立中学に通う経済力はちょっと…。

でも、地元の公立中学じゃなくて中高一貫に入れたいな~。

そんな方は、国立中学校・公立中高一貫校がおすすめです。

なぜなら、国立中学校・公立中高一貫校は、公立並みの学費でありながら6年間の一貫したカリキュラムがあり、難関大学の合格実績も高いからです。

文科省から

  • SSH(スーパーサイエンスハイスクール)
  • SGH(スーパーグローバルハイスクール)

の指定を受けていれば、理数系や英語に力に特化した

カリキュラムを受けることができます。

実際に、国立中学校・公立中高一貫校の学費はどれぐらいなのか見ていきましょう。

一例として、東京都立桜修館中等教育学校の初年度納入金をご紹介します。

令和3年度学校徴収金徴収額年額175,680円

東京都立桜修館中等教育学校,経営企画室から,「令和3年度学校徴収金」 http://www.oshukanchuto-e.metro.tokyo.jp/site/zen/index.html 2021年5月18日
※リンク先は東京都立桜修館中等教育学校のトップページです。

こうした中学受験総合案内を買ってみるのも良いと思います。

海外修学旅行、海外語学研修などがある学校は、公立中学より費用は高めになりますが、私立中学の半額以下の学費で中高一貫校に通えます。

ただし、公立中高一貫校は国のエリート養成校でもあるので、必然的に偏差値は高く、狭き門になります。

公立中高一貫校の入学者選抜である「適性検査」は、記述問題(作文)対策をはじめとする適性検査に特化した対策が必要です。

理想としては小5から2年間通塾をしておきたいところですが、塾の費用を安くする方法がありますので、次の項目でご紹介します。

中学受験塾の特待生になる

中学受験塾に限らず、塾や予備校では成績上位者の授業料を免除する特待生制度があり、成績優秀なお子さんであればぜひ活用したいところです。

授業料だけが一定期間免除されるタイプ、授業料以外のテスト・教材費等も免除されるタイプがあり、年間100万円単位でかかる塾費用が大幅に削減できます。

ただし、好成績(偏差値でいうと70ぐらい)の保持が必須条件であること、期間を過ぎると正規料金がかかる塾がほとんどなので、「お金がないから最初から特待生を狙う」のは避けておいたほうが無難です。

なぜなら、せっかく通塾していたのに塾代が払えなくて途中でやめざるを得ないことも十分考えられるからです。

理想としては、2~3年間の通塾費用・受験費用・入学時にかかる費用が用意できるご家庭で、特待生に選ばれたらラッキーぐらいの気持ちで利用するのが良いでしょう。

以下で、日能研・臨海セミナー・早稲田アカデミーの特待生制度をご紹介します。

日能研ユースリーダーズ・スカラシップ

日能研ユースリーダーズ・スカラシップは、私立中高一貫校を目指す成績優秀者が「スカラシップ生」として、本科教室費用が免除されます。

今回挙げる特待生制度としては、一番コストを抑えられる制度です。

  • 対象:4~6年生
  • 4年生は1年間、5・6年生は半年間の費用が免除
  • 各期間講習費用、各種テスト、教材費等も無料
  • 選抜基準は明らかになっていない。
  • スカラシップ生に認定された方のブログを読むと、全国の成績上位層20位ぐらいまでの子が選ばれている模様。
    (正確な情報ではありません)
  • スカラシップ生に選ばれると室長に呼ばれ、難関校受験の意思を確認し確定される。

スカラシップ生になるには、日能研の公開模試、無料で受けられる「全国テスト」などを受けると、認定された場合に声がかかります。

記事を作成する際に参考にしたサイトは、https://www.nichinoken.co.jp/です。
(参考:日能研「日能研ユースリーダーズ・スカラシップ」https://www.nichinoken.co.jp/seed/nyls/ 2021年5月14日)

そのほかにも、下記のテストでもスカラシップ生になる道があります。

「未来をつくる学びテスト」の特別学習支援制度

朝日新聞社主催、日能研協力の「未来をつくる学びテスト」は、小3が対象のテストです。

成績上位者は、朝日新聞社の特別学習支援制度を受けて日能研の1年間の授業料が無料になります。

※教材費、オプション講座は有料です。

日能研にはスカラシップ生のほかにも下記の割引制度がありますので、該当があればぜひ利用してみてください。

入会金割引制度

日能研に6年生の1月まで通っていたOB・OGと同居の弟妹、子、孫の入会金が半額になります。

※OB・OGの年齢は問わず。

兄弟割

きょうだいが通っている場合、次に入った兄弟の授業料が半額になります。

※同時受講の期間のみ。

臨海セミナー 低学年算数特待

臨海セミナーでは、特待基準を満たすと「御三家算数講座」の受講料が無料になります。

  • 対象:小1~小4
  • 特待基準:入会テスト・全統・チャレンジテスト・総合会テストで基準値以上

御三家算数講座のみ、低学年特別価格(小1~小3)との併用も可能です。

※別途、教材費・維持費・登録手数料あり。

週1回の講座なので、通信教育と併用して習い事感覚で通えますね。

また、臨海セミナーでは、小1~小6を対象に「全国統一小学生テスト」を実施しているので、力試しに受けてみて、基準を満たしたら通ってみるのもいいですね。

「都立・公立中高一貫校プロジェクト」でそのまま公立中高一貫校を目指すことも可能です。

記事を作成する際に参考にしたサイトは、https://www.rinkaiseminar.co.jp/です。
(参考:臨海セミナー「低学年算数特待」 https://www.rinkaiseminar.co.jp/campaign/sansu_tokutai.html 2021年5月14日)

早稲田アカデミー 特待生

早稲田アカデミーの特待生は、A特待とB特待の2種類があり、「サマーチャレンジテスト」「冬期学力診断テスト」で成績上位者になることで特待生の権利(授業料全額免除・半額免除)を得られます。

A特待

  • 「冬期学力診断テスト」で1位~100位

   ⇒ 新4年生基本コース半年分が無料

※春期講習は半額。

  • 「サマーチャレンジテスト」で1位~100位

   ⇒ 4年生基本コース半年分が無料

※冬期講習は半額

B特待

  • 「冬期学力診断テスト」で101位~300位

新4年生基本コース半年分が半額。

※春期講習も半額。

  • 「サマーチャレンジテスト」で101位~250位

※冬期講習も半額。

入塾金、教材費、テスト代、年会費、夏期講習等は有料。

半年後以降は授業料がかかりますので、ご注意ください。

上位250位~300位だと、もしかしたら行けそうな気もするけど、母数が多いし半年後は正規料金がかかる。

記事を作成する際に参考にしたサイトは、https://www.waseda-ac.co.jp/です。
(参考:早稲田アカデミー小学生「小3冬期学力診断テスト」https://www.waseda-ac.co.jp/elementary/exam/winter_checktest-e3.html 2021年5月14日)

通信教育で通塾期間を短縮する

最後は、通信教育・オンライン講座を利用して、通塾期間を短縮する方法です。

  • Z会を6年間利用すると、約58万円。
  • ※ハイレベル・公立中高一貫校受検に必要なオプションを選んだ場合。
  • 「スタディサプリ」を小4から3年間利用すると、約84,000円。
  • 作文に特化した通信教育講座「ブンブンどりむ」を6年間受講すると、約30万円。

※すべて税込金額。

この3つをベースに、各種模試、季節講習、志望校別特訓などの通塾を組み合わせれば、通常の通塾3年間の費用を半減できるでしょう。

お子さんの学習計画の立て方は、
>>中学受験を目指す小学生の年間学習計画に使えるテンプレート&実例公開

まとめ:成績上位層は受験も学費も有利

今回は、中学受験の費用を節約する方法3つをご紹介しました。

今回のまとめ
  • 中学受験終了後も学費を抑えたい方は、公立中高一貫を目指す。
  • 私立中学を目指す方は、特待生の枠に入れるように事前にテスト対策をする。
  • 免除される費用は塾によって異なるので、事前に条件を確認する。
  • 自ら机に向かえる子なら、通信教育が一番経済的。

わが子をいい学校に入れたいけど、教育費は抑えたい…。

今回ご紹介した特待生制度は、そんな悩みを解決してくれる一手になりますので、成績優秀なお子さんがいらっしゃる方は、ぜひ活用してみてください。

最後まで読みいただきありがとうございました。
記事内容は記事執筆時のもので、価格や内容は変更している場合があります。
最新情報は、公式サイトにてご確認いただけますと幸いです。
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