文部科学省の調査によると、不登校の児童生徒数は平成25年から年々増加し、社会問題となっています。
不登校児童生徒数は196,127人(前年度181,272人)であり,児童生徒1,000人当たりの不登校児童生徒数は20.5人(前年度18.8人)。不登校児童生徒数は8年連続で増加し,過去最多
文部科学省「令和2年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果の概要」(長期欠席のうち小中学校における不登校)
学校に行けないことで親御さんがとくに心配なのは、勉強が遅れてしまうことです。
この記事では、これらのお悩みを解決するヒントとなるオンライン学習「すらら」をご紹介します。
この記事を読めば、すららがなぜ不登校の子と相性が良いのかが分かりますよ!
※この記事には一部PRが含まれます。
すららの概要と教材の信頼性
すららがなぜ不登校のお子さんが勉強するのに向いているのかをお伝えする前に、まずはすららがどんなオンライン教材なのかをサクッと見ていきましょう。
すららは無学年式のオンライン学習
すららを提供する株式会社すららネットは、2007年から全国の学習塾と学校向けにeラーニング事業を展開する会社です。
2012年からは個人向けのすららがスタートし、こちらも10年の実績があります。
※2022年現在
eラーニングと言うと、おもに動画を視聴する受け身の教材というイメージが強いですが、同社が開発したのは、無学年式の「対話型アニメーション教材」。
すららでは、きれいなお姉さんからキュートな動物まで、さまざまなキャラクターの先生がお子さんと対話をしながら講義を進めていきます。
無学年式の教材と言うと、
- 公文式(通室・オンラインのプリント学習)
- スタディサプリ(カリスマ塾講師の動画授業が見放題)
- きっずゼミ(1日1枚~のプリント&添削)
などがありますね。
- 公文式は、大量のプリント学習で先取りをしやすい。
- スタサプは、基礎学力があって講義メインでOKの子。
- きっずゼミは、通信でプリント学習をやりたい子。
と、同じ無学年学習であっても向いている子が分かれているんです。
ではすららはと言うと、無学年学習のなかでもとくに、
- 勉強が苦手な子
- 勉強が遅れているが、なにから始めればいいのか分からない子
- 不登校の子
- 学校には行けないが、中学受験を目標に基礎学力の定着を図りたい子
と相性が良い教材として定評があります。
では、なぜすららが勉強の苦手な子を得意としているのかを、すららの強みと教材の信頼性から見ていきましょう。
すららの強みと教材の信頼性
すららが勉強嫌いの子を得意としているのは、次の強みがあるからです。
さらに、すららが不登校のお子さんと相性がいい根拠は下記の通りです。
※2021年10月現在
すららが不登校の子と相性がいい理由7つ
ここからは、すららが不登校のお子さんと相性がいい理由7つをくわしく解説していきます。
以下で、7つの理由をすららの特長から見ていきましょう。
①通信教育で個別学習が可能
不登校になったお子さんは、まずは学校の教科書や副教材を使って自主学習しようとするでしょう。
でも、家で勉強するのって大人でも難しくないですか?
- なんでこの問題、間違えたんだろう?
- 間違えた理由は分かったけど、いままで習ったところのどこを復習すればいいの?
- 問題の出し方が変わったらまた分からない! なんで??
ご家族の方が個別の解答方法を教えることはできても、勉強が分からない原因をピンポイントで突き止め、お子さんぴったりの最適な学習計画を立てるのもかなり難しいです。
すららでは、最新テクノロジーを使って、お子さんが勉強が続かなくなる原因をひとつずつ解消してくれます。
すららでは、これらをすべて自動でやってくれます。
なので、分からないことが分からないまま進んでしまうことはありません。
無学年学習のなかでもさかのぼり学習に強い教材なので、不登校で勉強が遅れてしまったお子さんと相性がいい教材なのです。
逆に、ある程度基礎学力と学習習慣が付いているお子さんであれば、中学受験・高校受験に向けて先取り学習をすることも可能です。
②すららコーチが個別学習サポート
すららはAIが自動生成する個別学習プログラムに加えて、人による学習サポートを大切にしています。
なぜなら、すららがどんなに優秀な教材でも勉強をするのはお子さん自身であり、家庭学習を見守る保護者へのサポートが必須だと考えているからです。
すららでは、現役の塾講師、臨床心理士、公認心理士、子育て経験のある方、不登校や発達障がいに理解がある方など、さまざまなすららコーチがお子さんと親御さんをサポートします。
など、まるで塾の先生のように相談することができます。
※こまめなやりとりは入会初期が中心です。
すららコーチのサポートは受講費に含まれており、追加料金が発生しないのも嬉しいですね。
③不登校でも出席扱いにできる通信教育
すららは、不登校でも出席扱いにできる通信教育のひとつです。
すらら公式サイトによると、実際にすららを使った家庭学習で出席扱いになったお子さんは累計300人以上います。
ただし、ただすららを使って家庭学習をしているだけでは出席扱いにはなりません。
以下は文部科学省が定める「不登校でも出席扱いにできる条件」です。
※2022年8月現在
- 保護者と学校との間に十分な連携・協力関係があること
- ITや郵送、FAXなどの通信方法を使った学習活動であること
- 訪問等による対面指導が行われること
- 生徒の理解度をふまえた計画的な学習プログラムであること
- 校長が、対面指導や学習活動の状況を十分に把握していること
- 学校外の公的機関や民間施設等で相談・指導を受けられない場合に行う学習活動であること
- 学習計画や内容が、その学校の教育課程に照らし適切と判断される場合であること
参考:文部科学省「不登校児童生徒への支援の在り方について」より抜粋
まとめると、まずは保護者が学校に相談をしたうえで学校と連携しながらすららを家庭学習のツールとして使えば、出席扱いにすることが可能です。
最近、Yahoo!ニュースでも関連ニュースが取り上げられていました。
日々の学習履歴が秒単位で記録に残せてアウトプットできるというオンライン学習ならではの強みを活かせます。
最初は学習にうまく向き合えないこともありましたが、徐々に本気で学習に取り組むようになり、習慣化してきました。学習の継続には、すららコーチの存在が大きく、学校に行く目標の事、学習の遅れを取り戻したいことなどを伝えると大変親身になって聞いてくださり、学習のアドバイスや息子のことをよく理解してくれているコメントをいただきました。
すらら公式サイトより引用
(小4から不登校、現在中3の保護者の声)
④15分単位なので勉強のスケジュールを調整しやすい
すららの1回の講義は約15分にまとまっているので、1日の学習時間を柔軟に変えられます。
- 学校に行けなくなって生活リズムが乱れている
- 気が付いたらゲーム・YouTube三昧になってしまった
- 気持ちが落ち込んでいて集中できる時間が短い
など、なかなか勉強に向かうことが難しいお子さんでも、15分単位なら勉強するハードルが下がります。
⑤専用タブレット不要
すららは、スマイルゼミやチャレンジタッチのような学習専用端末はありません。
すらら推奨動作環境のPC・タブレット・インターネット環境があれば、ブラウザからログインして勉強ができます。
なので、
といったタブレット教材によくあるトラブルはありません。
手持ちの端末がそのまま使えるので、万一すららが合わなくても使った分の月額料金だけの支払いでOKです。
⑥続けやすい月額料金
すららの受講費は、月額8,228円(税込)~と学年式の通信教育(スマイルゼミやチャレンジタッチ等)と比べるとやや高めです。
こちらは、スマイルゼミ・チャレンジタッチの小1~小6の受講費とすららの受講費を比較した表になります。
料金 | すらら | スマイルゼミ | チャレンジタッチ |
入会金 | 7,700円~ 11,000円 | 0円 | 0円 |
専用端末代 | 0円 | 10,978円 | 条件を満たせば0円 |
タブレット補償 | 0円 | 3,960円/年 | 3,600円/年 |
月額料金 | 8,228円 ~10,428円 | 3,278円 ~6,270円 | 3,180円 ~5,830円 |
※すべて消費税込。
※すららは4ヶ月継続コースの月あたり料金。
※スマイルゼミ・チャレンジタッチは12か月一括払いの月あたり料金。
すららはコースごとの定額料金なので、高学年になるほど料金のその差額は少なくなります。
さらに、無学年で学び放題・塾のようなすららコーチのサポートが含まれているので一概に「通信教育のなかではすららは高い」とは言えないですね。
また、学校には行けないけれど外に出ることはできるお子さんは、学習塾やフリースクール、通信制高校などの選択肢も出てきます。
当然ながら通信教育と比べると通いの料金設定のほうが高くなります。
こちらは文部科学省が調査した義務教育段階の不登校の子が通う施設の授業料です。
※2015年時点
◇月額の会費(授業料)は、1~3万円・3~5万円とする団体・施設がそれぞれ4割弱、平均額は約3万3千円
文部科学省「小・中学校に通っていない義務教育段階の子供が通う民間の団体・施設に関する調査の結果(概要)」より抜粋
7年前で平均月33,000円なので、現在はもう少し上がっているかもしれません。
公立学校に通う子はとくに負担が大きいと感じるかもしれませんね。
⑦ひとりで勉強を続けられる仕組みが充実
すららはお子さんがひとりで勉強を続けられる仕組みが充実しています。
- 親しみやすいキャラクターの先生
- 対話しながら進む講義
- トークンエコノミー方式の学習サイクル
- 勉強のモチベーションを上げるイベント
親しみやすいキャラクターの先生
すららは、個性豊かなキャラクターの先生が、お子さんに質問をしながら対話形式で講義を進めていきます。
途中で理解しているかどうかの質問が入るので、聞きっぱなしにはなりません。
トークンエコノミー方式の学習サイクル
すららでは、勉強をするといいことがあるという心理学に基づいた学習サイクル(トークンエコノミー方式)を採用しています。
勉強したらポイントが貯まる ⇒ ポイントで遊べる
オンライン学習では定番ですが、子どもはやっぱり喜んでやりますね。
勉強のモチベーションを上げるイベント
さらに、Amazonポイント等がもらえるイベントも定期的に開催されています。
うちの子は決まったプレゼントよりAmazonで好きなものを買えるほうが嬉しいみたい。
以上のように、すららには親子の家庭学習を支えるしくみが充実していますので、勉強の遅れが気になる不登校の子の家庭学習におすすめです。
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すららの料金と入会・休会・解約方法
最後に、すららの料金と、お得な入会方法、休会・解約方法をチェックしていきましょう。
すららの料金
すららはコースごとの定額制で、学ぶ教科数ごとに入会金・月額料金が変わります。
以下で、一番お得な4ヶ月継続コースの料金を抜粋します。
入会金 | 7,700円~11,000円 |
月額料金 | ・3教科 小中コース・中高コース:8,228円 ・4教科 小学コース:8,228円 ・5教科 小中コース・中高コース:10,428円 ※3教科(国・数・英) ※4教科(国・数・理・社) ※5教科(国・数・理・社・英) |
※4ヶ月継続コースの税込月額料金。
※理科・社会・英語の学習範囲は各教科が始まる学年から。
入学シーズン、長期休みなどにやっている「入会金無料キャンペーン」時期に入会。
「4ヶ月継続コース」を選ぶのが一番お得です。
関連 すららをお得に始める方法まとめ!入会金無料キャンペーンはいつ?
解約・休会はオンラインでOK
すららを解約したいときは、希望月の末日までにWeb上で解約手続きをすれば、当月末で解約できます。
※4ヶ月継続コースの途中で解約する場合は、別途解約料金が必要です。
すららを一時的にお休みしたいときも、Web上で有期限・無期限で休会の手続きができます。
まとめ:受験を見据えた勉強が無理なく続けられる
今回は、不登校のお子さんと相性が良いクラウド型教材「すらら」について解説しました。
すららはインターネット環境でおこなうオンライン学習なので、ご家庭の通信環境・端末で問題なく動くかの確認が必要です。
メールアドレスの登録だけで簡単に無料体験できますので、ぜひお試しください。
最新情報は公式サイトにてご確認ください。