海外在住の海外子女には、海外でも日本の教育が続けられるようさまざまな選択肢があります。
たとえば、
- 補習授業校
- 日本の通信教育(紙教材・オンライン学習)
- 日本の大手進学塾の海外校(オンライン校含む)
- オンライン家庭教師
- 親がワークを買って教える
など、各家庭でお子さんに合った教育を選ばれてることでしょう。
しかし、コロナ禍が続き通学・通塾からオンライン授業が増えるなか、このままオンラインが続くのであれば通信教育で日本語教育を続けたい方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は、これらのお悩みを解決するヒントになる無学年式オンライン教材「すらら」をご紹介します。
この記事を読めば、すららがなぜ海外子女と相性が良いのかがサクッと分かりますよ!
※この記事には一部PRが含まれます。
すららの概要と教材の信頼性
すららがなぜ海外在住のお子さんと相性がいいのかをお伝えする前に、まずはすららがどんなオンライン教材なのかをサクッと見ていきましょう。
すららは無学年式のオンライン学習
すららを提供する株式会社すららネットは、2007年から全国の学習塾と学校向けにeラーニング事業を展開する会社です。
2012年からは個人向けのすららがスタートし、こちらも10年の実績があります。
※2022年現在
eラーニングと言うと、おもに動画を視聴する受け身の教材というイメージが強いですが、同社が開発したのは、無学年式の「対話型アニメーション教材」。
すららでは、きれいなお姉さんからキュートな動物まで、さまざまなキャラクターの先生がお子さんと対話をしながら講義を進めていきます。
無学年式の教材と言うと、
- 公文式(通室・オンラインのプリント学習)
- スタディサプリ(カリスマ塾講師の動画授業が見放題)
- きっずゼミ(1日1枚~のプリント&添削)
などがありますね。
- 公文式は、大量のプリント学習で先取りをしやすい。
- スタサプは、基礎学力があって講義メインでOKの子。
- きっずゼミは、通信でプリント学習をこなしたい子。
と、同じ無学年学習であっても向いている子が分かれているんです。
ではすららはと言うと、無学年学習のなかでもとくに、
- 海外子女
- 帰国子女(帰国生)
- 現地生まれの日本人
- 勉強が苦手な子
と相性が良い教材として定評があります。
では、なぜすららが勉強の苦手な子を得意としているのかをすららの強みと、教材の信頼性から見ていきましょう。
すららの強みと教材の信頼性
すららが勉強の苦手な子を得意としているのは、次の強みがあるからです。
さらに、すららを海外で使うのに適している根拠は下記の通りです。
※2021年10月現在
すららが海外子女と相性が良い理由7つ
ここからは、すららが海外子女と相性が良い理由7つをくわしく解説していきます。
①最先端のオーダーメイド学習
海外の現地校で学ぶお子さんは、通う学校の種類にかかわらずとても忙しいものです。
まず、海外生活が始まったら現地の生活環境に慣れなければいけません。
子どもだから適応力があるとはいえ、慣れるまではお子さんなりに神経を張り詰めていることでしょう。
そして、徐々に現地の生活に慣れてきて日本の勉強を再開した頃には、学習の遅れが出てきているかもしれません。
そうなると、補習授業校や学年式通信教育ではお子さんの学力にぴったり合った授業進度とは言えずに「よく分かっていないまま進む」ことになりがちです。
一方、学年の枠を超えたすららなら、勉強の主役はお子さんなので、お子さんがいま分からないことを突き止めて、重点的にさかのぼり学習ができます。
逆に、ある程度基礎学力と学習習慣が付いているお子さんであれば中学受験・高校受験に向けて先取り学習をすることも可能です。
無学年学習は学習範囲が広くて自由度が高い。
子どもの学習の抜けは分かったけど、毎日やったりやらなかったりして結局効果の薄い勉強になっている気がする…。
そんな無学年式のデメリットを埋めるために、すららコーチがお子さんに合わせた学習設計をおこないます。
②すららコーチが個別学習サポート
海外で生活していると、お子さんの勉強のことを気軽に相談できる相手を見つけるのは難しいですよね。
現地の方とは言葉の壁がありますし、同じ日本人同士でもそれぞれ教育方針が違うのでお子さんの悩みを解決する明確なアドバイスはなかなか受けれられないものです。
そんなときに役立つのが、すららコーチです。
すららコーチは、単なる成績のフィードバックにとどまらない幅広いサポートが可能です。
など、まるで塾の先生のように相談することができます。
※こまめなやりとりは入会初期が中心です。
さらに、対応できるすららコーチがいれば、帰国後に住む地域の受験事情などの相談も可能です。
すららコーチのサポートは受講費に含まれており、追加料金が発生しないのも嬉しいですね。
③海外子女が抜けがちな単元をしっかりカバー
海外で学ぶ日本のお子さんは、まずは現地校の勉強に集中しているので、どうしても日本の学習指導要領の内容がおろそかになりがちです。
すららは日本の学習指導要領に沿って学べるので、下記に挙げる主要3科目の学習の弱点をカバーすることができます。
国語
国語は現地では学べない言語なので、とくに漢字や読解、作文が弱くなりがちです。
ご家庭や日本人の友達とは日本語を話す機会がありますが、帰国後の受験に必要な国語力は継続して学ぶ必要があります。
すららの国語は長文読解を最終目標としているので、学校の教科書にとらわれない体系的な学習ができます。
算数(数学)
海外と比べると日本の算数(数学)の進度は早いと言われています。
帰国生として日本の学校に戻ったときには、すでに日本の学校では学び終えている単元があり、結果として算数(数学)でつまずいてしまうという声を耳にします。
なので、日本と海外の学習進度のギャップを埋めるために、すららで継続して算数(数学)を学び続けることが重要です。
すららでは母国語の日本語で学べるので、学ぶ内容は同じでも算数(数学)の概念が理解しやすいメリットもあります。
英語
英語圏では英語の勉強は不要と思われる保護者の方が多いですが、日本の英語教育と照らし合わせると英文法(Grammar)が弱くなると言われています。
※日本の英語教育が英文法を重視しているとも言えます。
帰国生として受験を控えている場合、入試問題に出題される文法問題に対応できるよう、すららを使って重点的に学んでおくと良いでしょう。
④15分単位なので勉強のスケジュールを調整しやすい
すららの1回の講義は約15分にまとまっているので、1日の学習時間を柔軟に変えられます。
朝活の勉強で2コマ。
夜、現地校の宿題のあとに1コマなど。
一方、通学の補習授業校の場合、土曜日の午前中に授業があることが多く、週末の1/4近くを勉強の時間に充てる必要があります。
自宅近くに補習授業校がないので、土曜日は往復2時間送迎!
日本語の勉強を続けるためとはいえ、家族のレジャーや習い事の時間が減ってしまうのは困る方もいるのではないでしょうか。
また、補習授業校でも宿題が出るので現地校の宿題と合わせると宿題がやりきないという声も聞かれます。
その点、すららなら1コマ15分でOKで親の送迎も不要なので、日本の勉強を続けるハードルが下がります。
⑤専用タブレット不要
すららは、スマイルゼミやチャレンジタッチのような学習専用端末はありません。
すらら推奨動作環境のPC・タブレット・インターネット環境があれば、ブラウザからログインして勉強ができます。
なので、
といったタブレット教材によくあるトラブルはありません。
手持ちの端末がそのまま使えるのも、すららが海外子女に向いている理由のひとつです。
⑥続けやすい月額料金
すららの受講費は、月額8,228円(税込)~と学年式の通信教育(スマイルゼミやチャレンジタッチ等)と比べるとやや高めです。
こちらは、スマイルゼミ・チャレンジタッチの小1~小6の受講費とすららの受講費を比較した表になります。
料金 | すらら | スマイルゼミ | チャレンジタッチ |
入会金 | 7,700円~11,000円 | 0円 | 0円 |
専用端末代 | 0円 | 10,978円 | 条件を満たせば0円 |
タブレット補償 | 0円 | 3,960円/年 | 3,600円/年 |
月額料金 | 8,228円 ~10,428円 | 3,278円 ~6,270円 | 3,180円 ~5,830円 |
※すべて消費税込。
※すららは4ヶ月継続コースの月あたり料金。
※スマイルゼミ・チャレンジタッチは12か月一括払いの月あたり料金。
すららはコースごとの定額料金なので、高学年になるほど料金のその差額は少なくなります。
さらに、無学年で学び放題・塾のようなすららコーチのサポートが含まれているので一概に「通信教育のなかではすららは高い」とは言えないですね。
次に、対面授業(オンライン授業を含む)の料金と比較してみます。
すららは現地の補習授業校、大手進学塾の海外校、オンライン家庭教師の月額料金と比べるとリーズナブルなので、現地校と併用するにはお財布に優しいオンライン教材と言えます。
海外でも中学受験勉強をしたい方は、
- 早稲田アカデミーオンライン校
- 日能研グローバル・サービス
- 駿台海外校
- 京進の海外校
- ena国際部
などがありますが、やはり主要国・地域に限られるのでオンライン以外は難しい方も…。
中学受験並みにコストもかかります。
中学生、小学校高学年の2人とオランダへ移住。
インターナショナルスクールの勉強と送迎で手一杯。
これ以上教育費がかさむのも負担なので、日本の塾は考えてない。
日本から教科書ワークを持って行ったけど、なかなか親がやらせるのは難しい。
とことでした。
※1
記事を作成する際に参考にしたサイトは、https://www.jwsny.org/です。
(参考:ニューヨーク補習授業校「ニューヨーク補習授業校令和4(2022)度生 入園・入学募集要項」https://www.jwsny.org/pdfs/document/boshu_youkou22.pdf 2022年8月18日)
※2
記事を作成する際に参考にしたサイトは、http://www.jss.edu.sg/です。
(参考:シンガポール日本語補習授業校「入学にあたって必要な諸費用」http://www.jss.edu.sg/enrollment/general_158.html 2022年8月18日)
※3
記事を作成する際に参考にしたサイトは、https://www.edubal.net/です。
(参考:海外子女向けオンライン家庭教師のEDUBAL「コース紹介」https://www.edubal.net/course/ 2022年8月18日)
⑦勉強のごほうび、各種手続きがオンラインで完結
海外生活では日本で当たり前にできることが、できなかったり時間が非常にかかったりします。
たとえば、勉強のごほうびにもらえるプレゼントが海外発送できなかったり、休止や解約の手続きが郵便・電話でしかできなかったり…など。
すららでも、勉強のモチベーションアップを目的とした下記イベントでプレゼントがもらえますが、e-mailタイプのAmazonギフト券やデータを選べるので海外利用でもOKです。
また、料金の支払い方法はクレジット決済のみ。
休会・解約などの各種手続きはオンラインで完結するので、なにかと不便な海外生活に向いています。
関連 すららのメリット・メリット徹底解説!他社タブレット学習との比較も
すららの料金と入会・休会・解約方法
最後に、すららの料金と、お得な入会方法、休会・解約方法をご紹介します。
すららの料金
すららはコースごとの定額制で、学ぶ教科数ごとに入会金・月額料金が変わります。
勉強のサブスクと言えますね。
以下で、一番お得な4ヶ月継続コースの料金を抜粋します。
入会金 | 7,700円~11,000円 |
月額料金 | ・3教科 小中コース・中高コース:8,228円 ・4教科 小学コース:8,228円 ・5教科 小中コース・中高コース:10,428円 ※3教科(国・数・英) ※4教科(国・数・理・社) ※5教科(国・数・理・社・英) |
※4ヶ月継続コースの税込月額料金。
※理科・社会・英語の学習範囲は各教科が始まる学年から。
入学シーズン、長期休みなどにやっている「入会金無料キャンペーン」時期に入会。
「4ヶ月継続コース」を選ぶのが一番お得です。
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解約・休会はオンラインでOK
すららを解約したいときは、希望月の末日までにWeb上で解約手続きをすれば、当月末で解約できます。
※4ヶ月継続コースの途中で解約する場合は、別途解約料金が必要です。
すららを一時的にお休みしたいときも、Web上で有期限・無期限で休会の手続きができます。
まとめ:さかのぼり学習に強いすららで日本の勉強を続けられる
今回は、海外子女と相性が良いクラウド型教材「すらら」について解説しました。
海外ですららを使いたい場合、現地の通信環境ですららが動作するかを確認する必要があります。
メールアドレスの登録だけで動作確認ができるので、ぜひお申し込み前にチェックしてみてください。
最新情報は公式サイトにてご確認ください。