中学受験の理科に役立つ「理科検定」「科学検定」のまとめと活用法

中受に役立つ教材・ツール
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中学受験を目指すなら国算理社の4科目が基本となりますが、家庭学習ではどうしても理科と社会は手薄になりがちです。 

高学年になって慌ててスキマ時間に暗記!! と頑張っても、そもそも理科に興味が持てなかったり、頭で仕組みを理解していないと、その後の学習に活かされないんですよね。 

そこでおすすめなのが、低学年のうちから理科関連の検定試験を受けておくことです。 

主に「理科検定」「科学検定」があり、科学検定は基礎レベルであればなんと無料で受けられます! 

保護者メインの家庭学習においては、年数回の検定が学習目標にもなるので、ぜひチェックしてみてください。

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基礎固めに最適「理科検定(理検・実用理科技能検定) 」

理科検定は、日本理科検定協会が実施している理科の検定です。 

文部科学省の学習指導要領に沿った内容なので、学校の勉強の習熟度を確認するのに適しています。 

理科検定は、階級別の検定である理検STEP(絶対評価)と、到達度検定の理検SCORE(相対評価)に分かれています。 

この2つが少し分かりにくいので簡単に説明します。 

理検STEP (絶対評価)

  • 8級(小4)~1級(高校応用)まであり、出題範囲は学年ごと。 
  • 合格すると、合格証書がもらえる。

小学校の範囲の級はこちらです。

8級小学校4年生程度
7級小学校5年生程度
6級小学校6年生程度

順番に受けていけばいいので分かりやすい!

理検SCORE(相対評価) 

  • 出題範囲が広い。 
  • 到達した点数(スコア)で表示した実力証明書と、STEP評価の合格証書がもらえる。
    (保証期間2年) 
  • 学習した経験値が「EV」という単位でポイント表示され、受検ごとにポイントが蓄積される。 
    =不合格であっても、学習した経験は蓄積され次に活かされるという考え方による。
  • 小学校の学習範囲は、理科SCORE40(小3~小6)と、理科SCORE30(小1~小3)

以上のように、理検SCOREはTOEICのように点数表示で評価されます。 

中学受験への活用法

中学受験勉強の基礎固めとしては、小学校の理科の範囲である下記を受検しておくと、前学年の復習や、先取り学習ができます。

  • 理検STEP…8級(小4)、7級(小5)、6級(小6) 
  • 理検SCORE…理科SCORE30(小1~小3)、理科SCORE40(小3~小6) 

個人的には、スコア表示される理検SCOREが気になる!

理科検定受検時の注意点

理科検定を受検する際の注意点は、検定会場が下記6か所と限られていることです。 

  • 埼玉県さいたま市
  • 東京都北区
  • 神奈川県横浜市
  • 愛知県刈谷市
  • 兵庫県神戸市
  • 佐賀県基山町

ただし、理検STEP(3~5級)、 理検SCORE30・40・100 はオンライン受検が可能で、会場型と同じ合格証書がもらえます。 

団体受検も5名から受け付けています。 

大学受験には役立つのか 

公式サイトによると、理検合格者には入試優遇校があります。 

2015年時点の情報ですが、大学・短大・高専・高校・私立中学で優遇される学校がありますので、継続して受検しておくと将来的にも役立ちそうです。

受検資格小1目安
8級~1級
試験日2月、3月、5月、7月、8月、10月、12月
※2021年度
検定料3,000円~7,000円(税込)
出題内容 
 理検STEP
8級小学校4年生程度
7級小学校5年生程度
6級小学校6年生程度
5級中学校1年生程度
4級中学校2年生程度
3級中学校3年生程度
2級高校基礎
1級高校応用
合格基準 70%以上で合格、50%以上で準級合格
 理研SCORE
理検SCORE100小6~中学~高3
理科学SCORE高校基礎
理検SCORE60小6~中3
理科SCORE40小3~小6
理科SCORE30小1~小3
合格基準SCOREによる

記事を作成する際に参考にしたサイトは、https://www.rikakentei.com/です。
(参考:理検 理科検定公式サイト https://www.rikakentei.com/
2021年8月6日)

オンラインで無料受検「科学検定 」

科学検定は、一般社団法人STEAM教育協会が実施する検定です。 

理科検定が教科書の範囲に沿った検定であるのに対し、科学検定は学習指導要領以外の範囲も出題されています。 

暗記に頼らず、問題文のヒントを読んで科学的に考えられるかどうかという視点で問題が作成されているので、公立中高一貫校の適性検査対策にも有効といえるでしょう。 

オンラインで受検でき、小中学校レベルは検定料が無料なのもうれしいですね。 

科学検定の受検方法

受検には会員登録が必要で、マイページを開設することで練習問題の成績や検定試験の結果を記録できます。 

小学生レベルは、7級(低学年)、6級(中学年)5級(高学年)の3つに分かれています。 

2020年度は12月実施で、2021年度も11月末から申込期間が始まると予想されます。

科学検定の勉強方法

5・6級は参考書があるので、こちらを使って勉強します。 

また、科学検定のサイトでは「実力判定テスト」があり、2~7級までの問題10問にチャレンジできます。 

団体受検ができる学校や塾がありますので、興味がある方はチェックしてみましょう。 

受検資格 小1目安 
級 7級~3級 
試験日 12月 ※2020年度 
検定料 無料 
出題内容  
7級 小学校低学年 
6級 小学校中学年 
5級 小学校高学年 

記事を作成する際に参考にしたサイトは、https://www.kagaku-kentei.jp/です。
(参考:科学検定 https://www.kagaku-kentei.jp/
2021年8月6日)

まとめ: 低学年から定期的に受けておきたい

今回は、中学受験の理科に役立つ「理科検定」と「科学検定」の概要をご紹介しました。 

最後に、この記事のまとめです。 

理科関連の検定まとめ
  • 理科検定は、小1から受けられ、絶対評価である「理検STEP」と、相対評価の「理検SCORE」ある。
  • 学年ごとに定期的に受けるなら理検STEP、広範囲の出題範囲の到達度をチェックしたかったら理検SCOREがおすすめ。
  • 科学検定の基礎レベルは今なら無料で受検できる。
  • 科学的な視点で考える力が身につくので、公立中高一貫校の適性検査対策にも有効。
最後まで読みいただきありがとうございました。
記事内容は記事執筆時のもので、価格や内容は変更している場合があります。
最新情報は、公式サイトにてご確認いただけますと幸いです。

国語・算数関連の検定情報はこちら>>中学受験に役立つ最低限の検定は?漢検・数検・思考力検定

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