今回は、2020年12月にオープンした村田製作所の子ども向け科学体験施設「Mulabo!(ムラーボ!)」に子どもと行ってみた体験レビュー・口コミをご紹介します。
ムラーボ!は、新型コロナウイルスの影響で長らく休館や人数制限が続いていましたが、今回ようやく緩和されましたので行ってみました。
端末の事前予約が必要なディスカバーゾーンのサイエンス体験展示にも参加できましたので、くわしくご紹介していきます。
Mulabo!(ムラーボ!)とは?
Mulabo!(ムラーボ!)は、株式会社村田製作所が運営する小学生向けの科学体験施設です。
- 開館時間:10時~17時
- 休館日:日曜、月曜、村田製作所の休業日
※日曜日は休みなので注意 - 入館料:無料
- サイエンス体験展示は、公式サイトから事前端末予約が必要
場所はみなとみらい線新高島駅徒歩5分の場所にある、村田製作所 みなとみらいイノベーションセンターの1階・2階にあります。
ちなみに、この日は「首都高MMパーク」「LG YOKOHAMA YUMESAKI GALLERY」をハシゴしており、ムラーボ!は2つ目になります。
ムラーボ!のエントランスです。
1階から2階へ向かう階段には、「ヒストリーゾーン」があり、村田製作所の歴史が紹介されています。
私たちの生活に不可欠な電子部品を製造するメーカーとしては
世界でもトップクラス!
ディスカバーゾーンのサイエンス体験展示レビュー
Mulabo!(ムラーボ!)の2階に上がると、中央にシンボルゾーンがあり、左側にディスカバーゾーン、右側にシンクゾーン(カフェ)があります。
シンボルゾーンを見ていたら、スタッフの方に「科学体験が2名空いているのでやりませんか?」と言われたので、やってみることにしました。
サイエンス体験展示でクイズ&体験ゲームに挑戦
ディスカバーゾーンでは、まずMulabo!ガイド(専用のスマホのような端末)を借り、ニックネームと生年月日を入力してエントリーします。
エントリーすることで科学体験の得点が記録され、当日の科学体験参加者のランキングに加えられます。
科学体験の流れは下記の通りです。
(スタッフの方からも説明があります)
- Mulabo!ガイドに表示されたマークのQRコードを探して読み込み、表示されたクイズに答える
※月、太陽、星のマークを探すので、子どもでも分かりやすい - 3問正解したら体験ゲームに参加する
※不正解でも体験ゲームはできる - 1、2を3回繰り返して終了
- 最後はランキングに順位が表示される
ちなみに、公式サイトによるとMulabo!の体験展示は小学校5、6年生が対象なので、子どもには難しいだろうと、端末予約はしていませんでした。
今回5歳児がやってみた感じだと、単独で参加するのは厳しそうでしたが、付き添いが画面の文章を読み上げてクイズをサポートすれば参加は可能でした。
※個人差があります。
クイズが分からないときは、展示内のヒントを探すことで解答の手助けがあるのですが、ヒントを読んでもまだ意味は分からず…。
クイズはほとんど親が答えたものの、
端末の操作 ⇒ ミッションクリア ⇒ 体験ゲームの流れは十分楽しめました。
ということで、サイエンス体験展示のスタートです。
最初は月マークのQRコードを探しました。
Mulabo!ガイドのカメラからQRコードを読み取ります。
月マークのQRコードのクイズ3問をクリアして、「シンボルキャッチャー」という電磁波ボールをキャッチするゲームにトライしました。
画面の両脇にあるレバーを上下左右にコントロールしながら、画面の赤い枠に電磁波ボールが来たタイミングで親指のボタンを押すと、点が取れます。
※以下、ゲーム画面は撮影禁止なので画像はありません。
電磁波は3種類あり、
最新の5Gが一番高得点!
次に、2つ目のクイズ3問をクリアして(2問不正解で怒られました)、エレクトロニクスサーキットというレースゲームを体験。
ゲームにエントリーするのに、毎回Mulabo!ガイドが必要ですが、やはり小学生でないといろいろと情報処理が追い付かない模様。
電流、電気抵抗など、電気にまつわるアイテムをゲットして攻撃しながらサーキット場を走り順位を競います。
子どもはまだコントロールするゲームはほとんどやったことがないので難しそうでした。
3つ目の体験ゲーム「シンクロセンシング」は、センサの前でポーズ・声を合わせるリズムゲームみたいなものだったので、一番楽しめました。
電気工学の展示を見学
続いて、各ゾーンの展示を見学します。
昔科学の授業でやった「オームの法則」や、電気関連の単位・記号、電波、センサなどが分かりやすく展示されています。
普段の生活に欠かせないものばかりですが、親は説明できそうにありません。。
子どもにはまだ難しいですが、スイッチを押して変化が分かるものはなんとなくは楽しめました。
「超音波センサ」の展示は、小さい子でも分かりやすいです。
手をかざす位置を変えることでドからファまで音階が変えられます。
「魔法のねじり棒」はコントローラーをねじる強さを徐々に強くしていくと、画面の物体が割れる体験ができます。
子どもがとくに気に入っていたのが、「ダイヤル式電話」。
図鑑や『サザエさん』などで存在は知っていましたが、実際にさわるのは初めてで、何度もジーコロコロしていました。
シンクゾーンは科学関連の本が読めるカフェスペース
シンクゾーンのカフェは、ぜひ行ってみたかった場所です。
ドリンクとクッキーを注文して、一休みしました。
本棚に展示してあった村田製作所のロボット、どれもかわいいです!
電気の基本が学べるシンボルゾーン
再び、エントランスのシンボルゾーンに戻ります。
中央にある「アナトミーテーブル」というタッチパネルディスプレイでさまざまな電化製品の電気を宇宙までつなぐ体験をしました。
電気っておもしろい!
まとめ:楽しみながら電子工学が学べる無料スポット
今回は、村田製作所の科学体験施設「Mulabo!(ムラーボ!)」に子どもと行ってみたレビューをご紹介します。
ムラーボ!は、将来を担う子どもたちに科学への興味関心を広げる施設になっていますので、知育に役立つスポットとしておすすめです。
最新情報は公式サイトにてご確認ください。