今回は、2021年6月にオープンした首都高速道路・神奈川局の展示施設「首都高MMパーク」に子どもと行ってみた体験レビューをご紹介します。
横浜みなとみらいの音楽専用アリーナ「ぴあアリーナ」に隣接する「首都高MMパーク」は、事前予約不要・無料で学べる知育スポットです。
コンパクトな2フロアでサクッと見学できるので、ほかのお出かけ先の合間に行くのもおすすめですよ。
普段は通り過ぎるだけの首都高の設備をじっくり見たい方は、ぜひチェックしてみてください。
首都高MMパークレビュー
「首都高MMパーク」は、首都高の「みなとみらい」出口を出たすぐ横にあります。
普段なかなかじっくり見ることができない、首都高パトロールカーや、非常電話、案内標識の展示があり、首都高の歴史が学べます。
- 開館時間:10時~16時30分
- 休館日:毎週月曜日(祝日にあたる場合はその翌日の平日)、年末年始等
- 入館料:無料
首都高MMパーク1階
まずは、首都高MMパークの1階から見学します。
2階のエントランスにはETC2.0くんがいます。
首都高パトロールバイク
入口付近にホンダの首都高パトロールバイクが展示されています。
フラッシュ撮影したので、後部の文字が反射しています。
乗り物好きな子は喜びそうですね!
首都高の案内標識
続いて、首都高の案内標識の展示です。
間近で見ると大きいです!
当たった光を光源方向に反射させる「再帰性反射」が採用されていて、昼夜を問わずに標識の視認性を高める首都高の技術が確認できます。
トンネル内は自ら光る内照タイプの標識が設置されているそうです。
首都高のトンネル防災
首都高で必ず見るけど、実際に使ったことはない非常電話や、トンネル防災の模型が展示されています。
2022年4月現在、非常電話を実際に試すことはできないのですが、スタッフの方が扉を開けて見せてくれました。
いまはほとんどの方がスマホを持っていて、事故の際は自分のスマホから通報することもできますが、こちらの非常電話は、4つの状況からボタンを選んで押せばオペレーターに直接つながります。
なので、事故や災害で気が動転しているときでも短いアクションで確実に通報できるんですね。
一刻を争う事態のときこそ、非常電話のことを思い出して冷静に対応したいものです…!
いつか遭遇するかもしれないときのために
覚えておきたいですね。
トンネルの下に避難通路があるんですね。
首都高パトロールカー
奥には首都高パトロールカーが展示されています。
車内には入れませんが、スタッフの方がドアを開けて車内を見せてくれました。
パトロールカーにはこんな装備品が積まれていたのですね。
首都高MMパーク2階
続いて、2階に上がると絵画作品が展示されているギャラリーがあります。
首都高MMパークギャラリー
【レアな撮影スポット】案内標識ベンチ
首都高MMパークのハイライト(?)、実際に使われていた案内標識を再利用したベンチです。
ここにしかないデザインなので、記念撮影にぴったりですね。
首都高の歴史
1962年初開通から約60年の歴史が学べます。
レゴアート(横浜ベイブリッジ)
レゴ認定プロビルダーの方が数か月かけて制作した横浜ベイブリッジのレゴアートが展示されていました。
全長5mなので、かなり引きで撮影しないと全体が入りません!
制作風景を端末の動画で確認できます。
レゴブロックで横浜ベイブリッジの模型作りました!
— 三井淳平 / Jumpei Mitsui (@Jumpei_Mitsui) January 12, 2022
約1/200スケールで全長4m。トラス構造や2層構造の道路も再現しています。
横浜みなとみらいにある「首都高MMパーク」2階にて展示しています。アクセス良い場所にあるので、お近くに来られた際は是非お立ち寄りください🙂 pic.twitter.com/hJlqX5HzAD
首都高の廃品リサイクルグッズ
こちらは首都高で使われていた横断幕や、タイヤを再利用したリサイクルグッズです。
タイヤのサンダルは重いので、筋トレになりそうです。
首都高MMパークのおもな展示物は以上です。
ゆっくり見学しても30分ぐらいで回れ、スタッフの方が丁寧に説明してくれたので大人も勉強になりました。
首都高MMパークは2階からも入れますよ。
この日は企業ミュージアムを3つハシゴとしており、別記事でご紹介しています。
まとめ:サクッと見学できる無料知育スポット
今回は、みなとみらいの「首都高MMパーク」を見学したレビューをご紹介しました。
近隣の企業ミュージアム「ムラーボ!」(村田製作所)、「京急ミュージアム」に比べると空いていて穴場スポットだったので、ぜひミニ社会科見学をしてみてくださいね。
最新情報は公式サイトにてご確認ください。