子どもが小学生になると塾や習い事で忙しくなりますね。
乳幼児期より急に熱を出す回数は減ってくるものの、それでも集団生活で感染症にかかるリスクはまだまだあります。
お子さんの具合が悪くなったら、病院にかかるのが最善であるのは大前提ですが、そのときの状況によってはすぐに受診できないこともあります。
朝一で診療予約が埋まっていた
休診日だった
どうしても仕事が抜けれないなど…。
そんな時に役立つのが、子ども向けの常備薬。
子どもは小児医療証で医療費無料だからとあまり用意することがないかもしれませんが、子どもがある程度大きくなってくると市販の薬もあると便利なんです。
今回は、子どもあるあるの症状別に、我が家で備えている市販薬をご紹介いたします。
風邪症状がある
まず、一番よくあるのが鼻水やくしゃみ、頭痛、発熱などの風邪症状です。
できれば早めに小児科や耳鼻咽喉科を受診して病院の薬を飲みたいところですが、自然に治るかなと様子を見ていたら悪化してしまったり、これは受診しないとと思ったときには休診日だったりしてすぐに医師の診察を受けられないこともあります。
そんなときは、ひとまず風邪症状を抑える市販薬を飲んで様子を見るようにしています。
バファリンルナ 12錠
バファリンルナは小学生~高校生向けの解熱鎮痛薬です。
子どもにも使われるアセトアミノフェン配合で、眠くなる成分は入っていません。
水なしで飲めるチュアブルタイプで飲みやすいのもGood。
高学年の女の子は生理痛もあったりするので、常備薬として備えておくと安心です。
【第2類医薬品】アレグラFXジュニア(16錠)
アレルギーがあるお子さんは、花粉症の時期ではなくても急にアレルギー反応が出ることがあります。
7歳から服用できるアレグラでひとまず様子を見てみるのもありです。
【第3類医薬品】ペラックT錠 36錠
のどの痛み、はれを感じたときに抗炎症成分トラネキサム酸配合の「ペラックT錠」を服用しています。
7歳から服用できます。
筆者はのどが腫れやすいのですが、だいたい3日目ぐらいから症状緩和を感じます。
※個人の感想です。
目のトラブル
朝起きたら目やにがたくさん出ている、目が充血しているなど、眼のトラブルは急に起こることが多いもの。
眼科を受診するのに少し時間がかかる場合は、目の周りに使える清浄綿と、使い切り抗菌目薬があると急場をしのげます。
うちの周りの眼科はどこも待ち時間が長いです…。
退勤後の眼科受診はロングコース決定でハードルが高い。。
【白十字】FCアイ浄綿 60包
アメジスト ベビーアイコットン 20包入
【第2類医薬品】ロート抗菌目薬i 0.5mL×20本
大人の場合はこの2点セットで治まることが多いです。
朝目やにが出てたら清浄綿できれいに拭き取り、抗菌目薬をさします。
日中も目がかゆくなったらなるべく清浄綿で拭き取って直接触らないようにしています。
皮膚のトラブル
虫刺され、かぶれ、ただれなどの皮膚のトラブルもしょっちゅう起こりますよね。
いつ処方されたか忘れてしまったステロイド軟こうなどを塗りがちですが、いまはスイッチOTC医薬品として医師の処方が必要な医療用医薬品をドラッグストアで買うことができます。
先述のアレグラもそうですね!
家族で使えるので、皮膚科でよく処方されるステロイド軟こうを常備しておくと安心です。
【第(2)類医薬品】ロコイダン軟膏 16g(ロコイド軟膏の市販薬)
小児用は「ロコイド軟膏」を処方されることが多いので、同じものを選びました。
大人向けはリンデロン軟膏を。
虫刺されが悪化したときにも使っています。
【指定第2類医薬品】シオノギヘルスケア リンデロンVS軟膏 10g
皮膚の観察を続けて治らなければ受診しましょう。
まとめ:セルフメディケーションも活用
子どもが乳幼児の頃はすぐに病院のお世話になることが多かったですが、小学生以降は病院に行くほどではないかなという症状も増えてきます。
共働き家庭の場合、退勤後に受診すると19時を過ぎることもあり、翌日に響いてきますので、市販の薬もうまく活用していきたいですね。
最新情報は公式サイトにてご確認ください。