今回は、100均グッズでリーズナブル・簡単にできる巧緻性トレーニング3つをご紹介します。
手指を上手に使う力「巧緻性」は、幼児期にはさみや指先を使った活動をすることでトレーニングができ、幼児期の脳の発達に影響を与えると言われています。
代表的なものはモンテッソーリ教育で、「ぬいさし」「つなぎ遊び」「はさみきり」「のりはり」などがあり、フリマアプリでもハンドメイドの教材が見つけられます。
今回は、身近にある道具や材料を使って楽しく巧緻性トレーニングができる「ぬいさし」「ポンポンづくり」「モール遊び」をやってみましたので、ぜひ参考にしてみてください。
もっと気軽にやりたい方は、恐竜のパーツを形を確認しながら貼って完成させるダイソーの知育パズルもおすすめ。
関連 ダイソー恐竜パズルステッカーはリアルで恐竜に興味を持つのに役立つ(別ブログ)
ぬいさし
1つ目は、モンテッソーリ教育で実践されている「ぬいさし」風です。
こちらの記事を参考にさせていただきました。
▶https://tuduru.jp/craft/10476/(外部サイト)
家庭向けモンテッソーリ教育について詳しく知りたい方はこちら。
用意するもの
- 毛糸(赤・青・黄色など、基本の色があると良いです)
- 目打ち
- 紙皿
- とじ針
- セロハンテープ
ダイソーとセリアで購入しました。
ダイソーにもとじ針はありますが、なんとなく幼児がケガをしにくそうなセリアのプラスチック針を選びました。
ぬいさしの準備
まずは、ぬいさしの準備です。
毛糸を並縫いする間隔の目安を鉛筆で下書きしておきます。
続いて、目打ち(キリでもOK)を使って表から穴をあけていきます。
上記「つづる」さんのイラストや、子どもが好きなすみっコぐらしのイラストを油性ペンで描いて色を塗ったら完成。
イラストを描くのが面倒な方は、〇や□、△などでも十分だと思います。
ぬいさしをやってみる
子どもにぬいさしの紙皿と毛糸を見せると、「やりたい!」と興味津々!
一番細いとじ針に毛糸を通して、紙皿の裏側から糸を通し、玉結び代わりにセロハンテープで留めておきます。
「裏から表に出して引っ張って、表から裏に出して引っ張るを繰り返すんだよ」
途中、とじ針の針穴から何度も毛糸が抜けてしまいます。
糸を引っ張るときに抜けてしまい、糸通しが大変なので毛糸をとじ針に巻き付けたりしましたが、すると今度は目打ちであけた穴に引っかかってしまうんですよね~。
糸が抜ける、穴から毛糸を引っ張り出せないを繰り返し、悪戦苦闘…。
並ぬいのやり方は理解したようですが、糸を刺す方向が分からなくなってしまってやり直し…もありました。
そんなこんなで完成!
自分でうさぎの顔を描いたり、色を塗ったりしてオリジナル作品ができました!
その後、毎日少しずつ進めてすべて完成することができました!
(画像にはありませんが、ピカチュウもあります)
とにかくやっているときは集中力が高く、要所要所でサポートをしながらやり遂げられたのはすごい!
毛糸でポンポンづくり
2つ目は、ぬいさしで買った毛糸を使ったポンポンづくりです。
ダイソーの毛糸売り場で「ボンボン&タッセルくるくるメーカー」を購入しました。
手や厚紙に巻き付けてもできるんですが、「ハンドルを回して手作りしてる感」がでるかなと思い…
さっそくポンポンづくりスタートです!
やり方は簡単!
ハンドルをセットして、下の輪っかから毛糸を通し、上の切込みに引っ掛けてハンドルを回すだけ。
途中、リングに親指を載せて左右均等になるように毛糸を巻き付けていく必要があります。
左手でハンドルとリング(親指)を持ち、右手でハンドルを回しながらリングを移動させていく
この協調運動が、5歳にはなかなか難しく、左右どちらかに偏っているか、中央に集中したりしています。
100回巻き付けるのも、数を数えながら左右の指で違う動きをするのはかなり難しいので、何回か分からなくなりました(笑)
巻き付け終了後、毛束を中央にまとめて毛糸で縛るのも難しいので親がやりました。
上下の毛糸の輪をはさみでカットするのも力が要りますね。
こんなふうにできたものを…(30回巻きぐらい?)
はさみで丸く整えれば完成!
ここは、子どもでもできそうです。
その後、色を変えて量産しました!
作ってみると、結構かわいいです。
いろんなサイズで量産したい方は、メイキングトイもおすすめ。
毛糸の扱いに慣れてきたので、指編みにチャレンジしました。
親も夢中になります!
ニットセラピー効果か? 癒される~。
関連 100均ダイソーの毛糸を使って初めての指編みをやってみたレビュー(別ブログ)
モールで造形遊び&虫取り
最後は、100均のモールを使った造形&虫取り遊びです。
ぬいさしと同じサイトを参考にしました。
▶ https://tuduru.jp/craft/7288/ (外部サイト)
用意するもの
- キラキラモール(50本入り)
- 目玉パーツ
- デコレーションボール
- 割りばし
- 紙コップ
- タコ糸(今回はゴム紐)
ゴム紐以外はダイソーの商品です。
モールはラッピング用品売り場、デコレーションボールは手芸用品売り場にあります。
子どもと一緒にサイトを見ながら最終的にこんな虫ができました!
紙コップの虫かご、強力マグネットを付けた割りばし網で虫取り遊び。
子どもがやったのは、鉛筆にモールを巻いて芋虫づくり、ハートや渦巻きなどの形作りです。
ダイソーにある目玉パーツを接着剤で接着すれば、簡単に生き物のできあがり。
目玉パーツを、平面ではないモール作品に貼るのは難しかったので、ほとんど親がやってしまいましたが、手足を動かしたり、余ったモールを「虫のえさ」にしたりと、自分なりの遊びが広がっていました。
「モールは針金(鉄)でできてるから磁石でくっつくんだね~」など、磁石の勉強もできます。
好きな形に曲げて、元に戻せるので何回か遊べます。
(ラメが取れてきてしまいますが)
その後、海の生き物を作ったり…
クロックス風のサンダルの穴に通してデコったりしていました。
お花やペロペロキャンディもかわいいです。
いろいろ作っていると、50本入りのモールもあっという間に使い切ってしまいます。
こちらは、目玉パーツ付きでカラフルなモールがセットになっています。
まとめ:身近にあるもので巧緻性アップ
今回は、身近にある道具や材料を使って楽しく巧緻性を高める「ぬいさし」「ポンポンづくり」「モール遊び」をやってみました。
幼児なので、保護者の準備やサポートは必要ですが、子どもがハマると集中して取り組み満足度も高い活動です。
雨の日の室内遊びなどでぜひやってみてくださいね♪
最新情報は公式サイトにてご確認ください。